« JBCフィットネススタジオ | トップページ | 【稽古】足指 »

2010年2月16日 (火)

フォーカル・ジストニアの治療

局所性ジストニア(フォーカルジストニア)の治療は1.酷使・過労(overuse)による疲労除去 2.血管及び神経の圧迫除去 3.作業(演奏)ポジションの修正を行う。

フォーカルジストニア症状のある患者は胸鎖関節の動きが不足しているケースが多い。というのも胸鎖関節が腕の付け根なのだが、一般的に肩関節が腕の付け根だと誤解されているからである。胸鎖関節の動きが不足すれば、本来胸鎖関節がすべき、さまざまな動きをほかの関節や筋肉が代行するようになる。これを「代償作用」といいますが、これは正常な働きではなく、いわば応急処置。この不自然な状態が重なれば、無理をしている部分が悲鳴を上げてくるのは当然のことだ。(フォーカルジストニア症状のみならず、顎関節痛、腱鞘炎、肩関節周囲炎、腰痛、股関節痛など)

フォーカルジストニアの不随意運動は「代償作用」により拮抗する筋肉が引っ張られ(伸張)コントロールが利かなくなった状態である。手指症状の場合、「胸鎖関節の動きの不足→前腕回内不足→手関節尺屈(代償作用)など」のような関係に加え「示指固有伸筋と小指固有伸筋の関係性の崩れ」が重なり不随意運動を起こす。

治療は「代償作用」による不自然な状態の重なりを改善すること(1.酷使・過労(overuse)による疲労除去 2.血管及び神経の圧迫除去 )と本来の各関節の動きに改善すること(3.作業(演奏)ポジションの修正)をトータルで行う。1と2については施術を繰り返し行えばよいが、3については自主性が必要だ。トータルで治療であり一つも欠けてはいけない。

*注意点は安易にストレッチを行わないこと。症状が出る状況というのは筋肉の意識が非常に高まっており、異なった目的で筋肉の意識を更に高めてしまえば悪化・慢性化を招く恐れがある。まず、病態の把握に徹することが大切だと思う。

人気ブログランキングへ

|
|

« JBCフィットネススタジオ | トップページ | 【稽古】足指 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/143922/47582302

この記事へのトラックバック一覧です: フォーカル・ジストニアの治療:

« JBCフィットネススタジオ | トップページ | 【稽古】足指 »