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2009年12月19日 (土)

【骨盤おこし】三本の矢

中島章夫先生のレポートです。

12月12日と13日

第17回骨盤おこしセミナーが開催された。
今回は「牧神の蹄」での「趾トレ」はもちろんだが、手の指の3、4、5指のトレーニングを行ったのが特徴だろうか。
もちろん基本の「前後運動」「胸割り運動」「骨盤おこし式立位体前屈」「股割り」「ゆっくり走り」などもあったが、一日目は趾トレ、二日目は指トレが中心になっていた気がする。
ちなみに「指」という漢字はもともと「手の指」のことらしい。http://wiki.livedoor.jp/motoneuron/d/%C2%AD%BB%D8

●蹄での趾(あしゆび)トレーニング
やはり基本は、壁や机などに手をつき、体重を手にかけて前傾を保って行うやりかたのようだ。
左足前に置いた「蹄」を右足で取りにいき、右へ運んで置く。次にそれを左足で取りにいくというものだ。

「蹄」は当然、趾の小指側から取りにいかないといけない。極力親指は使わないようにする。
「蹄」をつり上げたら、脚全体で運ぶ。
これによって、小指と股関節の連動がスムースになってくる。

反対に「股割り」などで股関節に刺激を入れてから行うと、小指が動きやすくなり、小指と股関節の関連が実感できる。

蹄トレのバリエーションには、
・蹄を積んで、降ろす
・両足に蹄を「履いて」歩く
・蹄を「履いて」片足ターン
・蹄を「履いたまま」、別の蹄の上に乗る
・別の蹄の上に乗って、片足ターン
など。

蹄トレの動画があるので、参考になるだろう。
http://blog.eni4.net/nakamura/2009/12/post.html


「牧神の蹄」(に似た形状のもの)がないと難しいトレーニングもあるが、最も重要なのは親指を使わず小指側から掬い上げるように趾(あしゆび)を使うことである。

●指を握るということ
「握る」ということについてえにし先生は次のように言っていた。

指を摘むように使うわけだが、まず握れないと話しにならない。
しかしこの「握る」という動作もポイントがあって、「指」を握るだけではいけないようだ。
指の骨は当然手の甲、足の甲にもあるわけで、握る動作はそこも使って行なう。
手のひらで包み込むように指を握ること。足の場合は足裏のアーチをさらに深くするように足全体で趾を握ること。
こうした手の甲、足の甲にある指関節は見落とされがちだが、これらの緊張は血液の流れを阻害する。
この場所に限らず筋肉の緊張や崩れた姿勢は血管を圧迫する。
すると酸素不足にもなるし、皮膚呼吸も阻害される。
さらに手の甲、足の甲の関節の緊張は、腕全体、脚全体の動きとして捉えないといけない。部分の動きに注目しすぎてはいけない。
指の先まで丁寧に洗うこと。先端まで神経を行き届かすことが大事。
先端から全体を感じること。

●手の指トレーニング「三本の矢」
今回は前回より指のトレーニングがクローズアップされた。
それは手の小指、薬指、中指を揃えるトレ。
最近のえにし先生の日記で、これを「三本の矢」にたとえていた。
http://blog.eni4.net/nakamura/2009/12/post-2394.html

この三本の「指の頭」を壁の張りや角に当てて、体重をかける。
これは爪が伸びているとできない。
また意外に三本を揃えることができない人も多い。揃えるだけはできても、指の頭を平にすると小指が離れてしまったり。

わたしはふたりで指の頭同士を合わせて引っ張り合う稽古を提案したが、えにし先生によると引っ張ると大胸筋を使いやすいので、押すように使うか、重さを利用してぶら下がるのがいいということだった。
「蹄」をこの指の三本の「頭」をぴったり付けて握っておくのもいい。
そのまま蹄を床に置いてプッシュアップもいい。
この三本をきちんと使えると、腕が肩胛骨から動けるようになるということだった。つまり腕が背中につながるということだ。

しばらくは「指の頭」という先端から、からだ全体を整えていく、ということをテーマにしてみよう。

【宣伝】さて、来年1月の骨盤おこしセミナーは1月24日(日)のみの開催です。
◎第18回骨盤おこし(構造動作トレーニング)東京セミナー
http://mixi.jp/view_event.pl?id=48986078&comment_count=0&comm_id=909881

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